コラム
小さな会社の経営者様にむけて
ちょっと役に立つ、
ちょっと面白い、
そんなお話をご紹介します。
企業理念について
2025.4.9

唐突ですが、私、今年(2025年)で満50歳となります。
最近は、60代であればもちろんのこと、あるいは70代でも、必ずしも老け込む年齢ではなくなってきました。
そうは言いつつも、仕事に全力を発揮できるのは65歳くらいまで、と思っておいた方が、堅実な未来予測が出来るかなと考えております。
弊社は2011年に設立し、既に設立後14年が経過しております。
設立当初は、自分の代で廃業となっても仕方がないし、むしろその方が後腐れ無くて良いかな、と考えておりました。 しかしながら、零細ながら10年以上も続けてくると、また子供達が成長してくるにつれ、出来ることなら法人として存続して欲しいし、子供達に何らかの形で資産を残せたらうれしい、といった想いが強くなってまいりました。
それと比例するように、設立から14年経っても個人経営の零細企業のままで大きな成長をなし得ていないことや、社会や子供達に残せるような資産を形成できていないことが、危機感として大きく膨らんできております。
そこで、15年後の2040年を株式会社ホットソウル第1期集大成と成し得るように、これからの15年間を全力で歩み進めるため、その推進力の源とするため、改めて弊社の企業理念をつくっていこうと思うに至りました。
少しずつ磨き上げていく企業理念は、こちらのGitHubにて随時公開しております。

なぜ企業理念か?
昨年(2024年)、神奈川県中小企業診断協会の登録グループとして、企業理念経営研究会が発足致しました。
https://sindan-k.com/support/connect/group/rinenkeiei/
とあるご縁があり、グループの立ち上げから関わり、現在も会員として参画しております。
こちらの活動を通してこの1年弱、改めて企業理念について考える機会が多くありました。
その中で、企業理念は経営資源である、という考え方を知ります。
小規模零細な企業経営者にとっては、ヒト・モノ・カネ・情報・時間等、ありとあらゆる経営資源がいつも足りないと感じ、喉から手が出るほど欲しいものだと思います。
実際、私も常にそう感じています。
そんな零細企業であっても、お金をかけずに手に入れることが出来る強力な経営資源、それが企業理念だと言うのです。
真偽のほどは、分かりません。
でも、どうせうだつの上がらない14年間だったのだから、残りの15年はこれに賭けて勝負してみても良いのではないか、と思うに至っております。

理念をつくって何をしたいか?
弊社にとって今、最も必要な経営資源は、間違いなく“ヒト”です。
長年1人でやってきて骨の髄まで痛感しておりますが、1人で出来ることにはつくづく限界があるものです。
こなせる仕事量然り、アイデアの量や多彩さ然り、集められる情報量然り、全てにおいて“1人”対“2人以上”では、圧倒的な差が生まれます。
この先会社として大きな成長を遂げるには、絶対に、一緒に歩んでくれる仲間たちが必要です。
ですが現実的には、すぐに従業員を雇用できるような体力もありません。
仲間は必要ですが、それを集める力も留め置く力もない、という何とも八方塞がりな状況がずっと続いています。
この状況を打破するため、企業理念を磨き上げ明らかにすることで、それに共感し同じ方向を向いて歩んでくれる仲間を集めたいと考えています。
はじめから正社員として雇用することは難しくても、はじめはお茶のみ友達からでも、次第に関係性を深めていき、仕事の上でのかかわりも増やしていくことで、いずれ株式会社ホットソウルの仲間として迎え入れることが出来るのではないかと考えています。
弊社の企業理念について、何らかの形でご興味をお持ちいただけたならば、ぜひ1度お話してみたいです。
こちらの問合せフォームより、ご質問、ご意見ご感想、採用希望等を幅広く募集しておりますので、ぜひとも宜しくお願い致します。
この記事を書いた人

若杉 廣
株式会社ホットソウル代表取締役
やさしいDX推進協議会主宰
神奈川県中小企業診断協会会員・中小企業診断士
趣味はブラジリアン柔術、手抜き家庭菜園、ご近所直売所めぐり。